COC+事業の窓

事業概要

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)

1.背景・課題
■『人口減少が地域経済の縮小を呼び、地域経済の縮小が人口減少を加速させる』という負のスパイラルに陥ることが危惧されている。
 
■地方と東京の経済格差の拡大が、東京への一極集中と若者の地方からの流出を招いている。特に、地方圏から東京圏への転入超過は、大学入学時及び大学卒業・就職時の若い世代に集中している。
※大分県は15~24歳の層において、2,279人の転出超過(平成26年)となっている。
 
■地方の人口減少を克服していくため、意欲と能力のある若者が地域において活躍できる場の創出等に取り組むことが必要である。

 

2.地方創生推進事業(COC+)
■地域における複数の大学が、地域で活躍する人材の育成や大学を核とした地域産業の活性化、地方への人口集積等を推進するため、地方公共団体や企業、NPO・民間団体等と協働し、当該地域における雇用創出や学卒者の地元定着率の向上等に取り組む。

 

3.大分大学が申請している計画概要
■事業名
地域と企業の心に響く若者育成プログラムと大分豊じょう化プラン

■事業目的
本事業の目的は、学生が段階的に能動的な課題解決能力を獲得できるよう支援することで、大分県地域においてリーダーシップや業種を超えた異分野連携力を発揮し、大分県の経済社会の活性化に貢献できる人材を育成することである。以下を具体的な目的とする。

Ⅰ.連携大学等とともに、大分県地域の歴史・地理・産業・人物等について学ぶ授業(基盤教養)や企業の求めるジェネリックスキル等を修得する授業(一部高度化教養)を設定(学×学連携)
【目的1】各大学の強みを活かした学×学連携を構築。異大学の学生間相互コミュニケーション力向上。

Ⅱ.「産業界と協働」し、インターンシッププログラムを構築(地域企業・自治体連携)
【目的2】インターンシップ参加を通じ、学生が「当事者意識」を持って、個人・企業・県外(観光者)などの「多様な視点」での課題探求・解決。

Ⅲ.高度化教養にて複数学部で構成する異分野学生チームを形成し PBL 実施(COC+大学主体)
【目的3】学部横断的な「多様(異分野)な視点」で大分県地域や企業の課題を抽出し、解決策を追求。

以上、「文理融合した多様な視点の組み合わせ」により、生産性の向上、新規商品・サービス開発・市場の開拓などを牽引・率先できるリーダー人材の育成を行う。 この育成により地域の営利組織の新たな事業展開など利点が生まれることを目的とする 。

■参加大学
大分大学 大分県立看護科学大学 日本文理大学 別府大学
※事業の一部を協力する大学
大分県立芸術文化短期大学 大分工業高等専門学校 別府大学短期大学部 別府溝部学園短期大学
 
■事業規模等
269,848千円(平成27~31年度)
うち補助金申請額  204,102千円
※平成32年度からは、独自の財源で事業を継続予定

 

4.事業目標(参加4大学)

 

<参考:COC+推進体制図>

事業計画

「地域と企業の心に響く若者育成プログラムと大分豊じょう化プラン」事業の柱

柱1-各種組織の立ち上げ等の体制整備関連事業

■事業協働地域全体計画の協議を行うことを目的とした各種組織の設立
・大分大学COC+推進機構
・大学等による「おおいた創生」推進協議会 

■事業協働地域全体計画の企画を行うことを目的とした各種組織の設立設置
<COC+大学>
・教育プログラム開発委員会
・雇用創出・県内就職率向上委員会
・内部事業評価委員会

<COC+事業連携校>
・教育プログラム開発部会
・県内就職率向上部会
・産業振興・雇用創出部会
・外部事業評価委員会

■コーディネーター及び専任教員の配置
<コーディネーターの役割>
・(1) 企業、地域組織開拓と事業企画の設計、(2) 教員と協働したOn/Off Campusの教育システム構築、(3) アクティブ・ラーニングの企画設計、(4)学習成果発表会企画・運営と学生評価、(5) 合同学習成果発表会の企画・運営・成果PR、更に就職支援を担う。

<専任教員の役割>
・コーディネーターと共に立案する「地域と地域企業とを連携した深いアクティブ・ラーニング」を促進する職務を行うとともに、こうした学習スタイルに関心が薄い教員へもFDで啓発し、大学外の組織と連携することを推進し、地域振興と県内就職者増加につなげる。

柱2-教育プログラム開発関連事業

■大分県の地域課題を理解し、大分に愛着を持ち、関心を持ち続ける学生を育成するためのプログラムを開発
(1)基盤教養(1~2年生):基礎的能力の養成
・地域から求められる人材として必須の社会人基礎力養成のためのプログラム編成
・8大学等が連携し、単位互換性の「大分を創る人材を育成する科目」を開講

 

(2)高度化教養(2~4年生):実践的能力の養成
●高度化① 地域ブランディング
与えられた地域固有の課題に対して、地域の関係者とともに新しい観点からの具体的な課題解決案を提示する
*対象学年:(2~4年生)
●高度化② 利益共有型インターンシップ (地域豊じょう型)と(企業型)
企業やムラなどの現場に入り、現実情報を自ら集め、具体的な課題をたて、ヒトが集まり、活き活きと働く仕組みについてみえる化した成果物を提示する
*対象学年:(3~4年生)
●高度化② 高度化学習ボランティア実践
地域NPOなどと連携し、現場での活動から課題を見いだし、取組内容を具体化し、その成果の振り返りを行うことで当事者意識を醸成する
*対象学年:(3~4年生)
⇒「“匠”認証」
学生のインターンシップ等での提案が事業化等につながった場合に独自に認証(就職に有利になる仕組を構築予定)

 

■「大分を創る人材を育成する科目」の充実
・学びのカリキュラムに関するルーブリックやマトリクスの研究
・「大分を創る人材を育成する」科目を対象とした授業収録システムの導入と学修評価
・教育力の向上と教育理念の共有化を図るためのFD・SDの実施

柱3-県内就職率向上関連事業

県内就職率向上のため、教育課程外において以下の事業を行う。
■県内企業「魅力発見セミナー」
・仕事や企業を知ることを目的とした企業見学

■県内企業「シゴト発見フェスタ」
・県内中堅・中小企業を中心とした合同企業説明会に加えて、県内企業若手社員によるトークイベントなどを実施

■インターンシップフェア事業
・労働局等が中心となって収集したインターンシップ情報(若者応援宣言企業等)をもとに、インターンシップ促進のための説明会、インターンシップ、報告会を実施

柱4-産業振興・雇用創出関連事業

産業振興・雇用創出のために、以下の事業を行う。
・大学等と企業等の合同研究成果発表会を実施
・学内の雇用創出・県内就職率向上委員会で協議した産業振興と雇用創出の方策に対して、参加校や地域のステークホルダーを交えて協議

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